スロット

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今回は

パチンコスロットイベント

晒し屋とは

SNS媒体を使ってもが強くならない理由について記事にしています。

パチンコ・スロット店はなぜイベントをしたいのか?

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パチンコパチスロ店は、出玉を還元することにより、集客を上げています。

集客を上げる最大のメリットは、「大きく取りたいとき」に利益が取れるからです。

もちろん理想を言えば、毎日少しづつ安定して利益を確保したいところですが、よほど立地が良くなければ、そもそも「出ている店」というイメージがないのでお客さんが来てくれません。

「出玉が出る店」というイメージをつけるために設定を使ったり、釘を開けたりする日を作るのですが、気づかれなければ意味がありません。

そのため、パチンコ・スロット店はイベントを開催することにより、出玉の還元アピールをしているのです。

パチンコ・スロット店のイベントの歴史

2012/1/19の〝広告宣伝規制 〟により、基本的にはパチンコ・パチスロ店のイベントは全面禁止状態です。

広告宣伝規制が入る前は、雑誌の「出版社」を筆頭にパチンコ・パチスロイベントが飽和状態となっていて、イベントで集客することが当たり前となっていました。

ホール側目線で行くと、イベント広告を見たユーザーが射幸心を煽られて、遊技しに来てくれるので、稼働も利益も上がるので万々歳でした。

「出版社」の所属しているライターさんをお店に呼んで遊技してもらうことにより、その日がイベント日として集客につなげているホールも多く存在しました。

しかし、〝広告宣伝規制 〟が入りイベントが禁止となり、イベントの抜け穴として、2015年頃から「晒し屋」が誕生します。

パチンコ・スロットイベントの晒し屋とは?

スマホ
最近ではパチンコ・スロットイベントの「晒し屋」という言葉を聞くようになりました。

「晒し屋」について3つに分けてお話していきます。

パチンコ・スロットイベントの晒し屋のやり方

晒し屋はSNSの中でも、主にTwitterを利用することがほとんどで、翌日にイベントを行うホール名とイベント内容を告知します。

最初のころは、イベント日の翌日以降に事後報告として、出玉の発表などを行っていましたが、現在は事前に告知しているのがほとんどです。

・店の店名
・イベント内容
・イチオシの機種
・設定配分

上記のような内容を店と打ち合わせた後ツイートします。

有名な晒し屋さんでは、〝ひな形〟のようなものがあり、事前にお店が記入した内容をそのままツイートすることもあるそうです。

パチンコ・スロットイベントの晒し屋の正体は?

イベント規制がある中で晒し屋の行為が許される背景には〝一般人が勝手にやっている〟という前提があるからです。

しかし、晒し屋の正体は・・・

・広告媒体
・出版社
・代理店

などがほとんどで、裏では商売として成り立っているのが現状です。

晒し屋とお店をつなぐために間に代理店や出版社が入ることが最近は増えてきたように感じます。

また【超大手イベント媒体】も晒し屋業界に参入してきて、激戦となっているのです。

パチンコ・スロットイベントの晒し屋の料金は?

お金
晒し屋の料金はピンキリですが、フォロワー数と影響力により相場が異なります。

1ツイート3,000〜20,000円まで大きく幅がありますが、有名なインフルエンサーだとさらに高額になることもあるようです。

また、月単位の契約をする媒体もあり、一月100,000万円程度の金額でたくさんツイートをしてくれるみたいですね。

晒し屋やSNSや媒体を使っても店が強くならない理由

晒し屋を利用しても経営がうまくいかないと現場ではよく耳にします。

この理由について考えてみました。

その日だけ軍団が占拠してしまう

一般のお客さんに比べ、パチンコ・パチスロで生活されているような軍団系の人たちは、イベントのリサーチも毎日しているので、勝てる情報があれば大人数で攻めてきます。

当然ながらその日だけ来店して、いい台を占拠してしまうので、常連さんやそこの地域のお客さんは勝ちにくくなってしまいます。

そして、イベントを行った日以外の設定状況や釘の状況は悪くなるので、常連さんが来てくれなくなってしまい稼働状況が悪くなってしまうのです。

昔に比べて機械がつまらない

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特にスロットに言えることですが、初代バジリスク絆、初代沖ドキ,ミリオンゴッドシリーズなど、5号機のなかでも長らく人気を誇った機種は現在ホールにはありません。

晒し屋を使って設定状況を良くしたとしても、そもそも〝機械が面白くない〟という理由から、思った集客につながらないこともしばしば起こります。

そのため、設定が分かりやすい6号機を早めに見切られてしまい、その日は稼働が上がらないまま終了なんてこともあるのです。

媒体や晒し屋はお店に特化しないから

媒体や晒し屋は【公約】を作ることで注目を集めていますから、どんどん有名にっていく傾向にあります。

・〇連並び
・【全台系】
・末尾
・ボーダー+〇

など

上記のような【公約】を作ることで注目を集めて、人を集めます。

つまり、〝設定〟や〝釘〟の調整の力により、注目を集めることができるのです。

しかし、そこで注目を集めても簡単に店が強くなれるわけではありません。

結局のところ、媒体や晒し屋だけが有名になっているだけではお店は意味がないのです。

では、どうすればお店は強くなれるのか?

これは本当の意味での〝そのお店の楽しさ〟を伝えるしかないのです。

「こんな機種に使ったのか!」

「萌え系の機種は強いんだな~」

「普段からジャグラーは角が狙い目か?」

「パチンコは機種単位で釘が甘いのかな?」

など、他店にはない「何か」を伝えていくしかないのです。

でもどうやって伝えればいいのか?

これは、しっかり綿密に打ち合わせをしてくれる業者を見つけるしかありません。

お店側は様々な努力をしています。ただ、広告規制がある以上限界があります。

その抜け道を探して、必死に商売をしているのが媒体であり、晒し屋です。

その中でも、お店と綿密に打ち合わせをして、大手やライバル企業との〝差別化〟を図ることに協力してくれる業者も一握りかもしれませんが存在しています。

まとめ

パチンコ・スロット店の営業にはイベントは欠かせない存在です。

最近は晒し屋の台頭により、どんどんイベント内容が過激化しているように感じます。

ただし、中小法人のパチンコ屋さんで本当の意味でお店を強くしていくには、大手やライバルとの差別化が重要です。

現状大手が有名な晒し屋を使っていることもあり、中小法人はさらに工夫が必要になってくると個人的には思っています。

この記事を書いた人
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ジーニー

パチンコパチスロイベント媒体の代表者として活動。
実生活でもパチスロ稼働でプロとして立ち回っている。

パチンコパチスロ業界と、現場プロのリアルタイムをブログで発信中。
実際の集客術の真実と、現場での立ち回り術をダブルで発信していきます!